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「自分に何ができるのか?」と思ったら...自己理解を深めるやさしい方法



こころを満たすためには「自分がやりたいことをやる」。

これが一番です。


ただし、転職先を探すときや、仕事で対価をもらう機会を創出するのなら「自分に何ができるのか?」をよくよく理解しておく必要があります。


これは「自己理解を深める」ということでもあります。

 

自分に何ができるのか?と思うときはどんなとき?

 

書籍『自己理解を深める10のレッスン』には、人は「よく生きることが難しくなったとき」に自分自身を知りたくなると書かれています。



自分のことが知りたくなるときとは、

例えば自分の気持ちがコントロールできなくなったときや、「どうしてこんなにあいつが嫌いなんだろう」といった、対人関係がうまくいかないとき、あるいは失恋などの挫折や、人生の目的を喪失して虚しくなったときなど、個人差はあれ、生きていれば必ずといっていいほど遭遇する状況である。

『自己理解を深める10のレッスン』杉本 裕司 (著)より)

このような状況に置かれたとき、私たちは「どうすればよいのだろうか...」と悩み、その答えを求めて自分と向き合うことになります。


 

自己理解を深めるには「自己発信」することが一番の近道

 

では、自己理解を深めるには何が必要でしょうか?

それはまず、現状を把握し、分析することです。


以下は自分一人行なう「自己分析」の方法をご紹介します。


「自分一人ではちょっとしんどいなぁ...」という人は、専門家を頼ってみましょう。


 

■自分一人行なう「自己分析」の方法


ステップ①:現状を把握する

今、気になる事柄について、箇条書きでよいので、思い起こせる現在の状況をすべて紙に書き出します。


例えば...


自分はどんな人?

 => 例:30歳。既婚。子どもなし。地方出身の東京在住。賃貸マンションに住んでいるが、近々引越しを考えている。趣味は映画鑑賞。友人知人との会食。


・何をしている人?

 => 例:フルタイム会社員。研究職。


・これからどうなりたい?

 => 将来について迷っている。東京で家建てて子育てして定年退職して老後は旅行三昧!と人生を思い描いてきたけど、いろいろ激変している世の中に直面し、今まで描いてきた将来像をこのまま追い求めていいのか?とても不安。。。


・現状で不満なことは?

 => 不満なことは特別ない。ただ、自分の中で「これがやりたい!」という強い思いや意志がないのが唯一の不満。


など。