「失敗や批判されるのが怖い」の正体とは?後戻りできない不安との向き合い方
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「失敗や批判されるのが怖い」の正体とは?後戻りできない不安との向き合い方


「失敗や批判されるのが怖い」の正体とは?後戻りできない不安との向き合い方
「失敗や批判されるのが怖い」の正体とは?後戻りできない不安との向き合い方

この記事は2018年11月5日に公開し、2023年10月19日に更新しています。


 

「失敗や批判されるのが怖い」という人は、

 対処法のストックが不足している

 

長い人生の間には「人生の岐路」に立ち止まる時期がやってきます。そこには必ず「決断する」プロセスがあり、これから先の自分の人生を大きく左右することになります。


子どもの頃は、親や親戚、近隣住民や学校の教師など、多くの大人達に守られていました。庇護されて成長していき、子どもであるからこその無鉄砲さで「自分の思いのままに行動する」経験は、誰しも身に覚えがあるでしょう。


当然ながら、子供のうちに「自らの失敗を、自分自身で都度対処をしてきた経験」はないに等しいため、社会に出てからも「思うがままに行動」をしていると痛い目に合います。



 

未熟さ故の悩み

 

子どもから大人へ成長したあとは、基本的に「自己責任」で生活していくことになります。ですが、何かしら“失敗“したときに全面的にフォローしてくれる人もいなければ、きれいに自己解決する術も知らないので、一人立ちをしてまだ年月が浅いうちは、多くの人が悩み、苦しみます。



それでも、未熟なりにも上手く対処していければ良いのですが、多くの人は、試練を積み重ねることになります。「自分に限っては、きっと環境に恵まれ、大した苦労もせずに世の中を順風漫歩に渡っていけるはず...」と思うほど甘くないのが人生です。



そんなこんなで、次第に、新しいことにチャレンジしたり、自分自身で大きな決断をして前に進むことができなくなります。その先の状況を考えると足がすくみ、チャレンジできないケースがどんどん増えていきます。



社会人になれば、会社や社会の中で、大人としての「責任」と「役割」を求められるようになります。仕事やプライベートの人間関係でも失敗すれば批判されて、自分に自信をなくしたり、落ち込む場合が出てきます。



さらには、大きな失敗などで周囲の批判を受けて傷ついてしまうと、周囲の反応が怖くなって「大きな決断」や「一歩進むこと」が、できなくなる場合もあるのです。


 

失敗や批判されるのが怖い...」

この不安感の根底はどこにあるのか?

 


失敗の経験は誰にでもある事であり、その体験こそが自分自身が成長したり同じ過ちを繰り返さないことに繋がっていきます。


しかしながら失敗によって「大きなショックを受けた」という経験をしてしまうとトラウマになってしまいます。


 

同じ経験はしたくない

 

「同じ経験はしたくない」という拒否反応から、新しいことや不慣れなことを実行してしまうと「後戻りできない(失敗かも...と思った時に、避ける自信がない)」という不安に襲われることになるのです。



失敗したときに受けた批判やショックが消化されていなければ、同じ事が起こってしまう想像は恐怖であり、それらの「恐怖との向き合い方」を理解していかなければ、大きな決断をしてまえに進むことは難しくあります。




 

恐怖との向き合い方、誰か教えて!

 

「恐怖との向き合い方」を考えるためには、「自分自身が何に怖がっているのか」を俯瞰して冷静に分析することが大切になるのです。


どれだけ努力しても失敗することは誰にでもあり、そのことで周囲に責められるケースもあります。



しかしながら、その失敗で失うモノを冷静に考えたときには、感情的に不安感を増長させている事に気づけるのです。



失敗が、自分の成長へのステップであることを理解できずに、その時に感じた「ショックや恐怖感だけが肥大している事」に気づいて、一度その重荷を下ろすことも必要です。


 

「失敗や批判されるのが怖い」を軽減するには、

 対処法(守備力)をたくさん備えておこう

 


結局は、失敗が怖い→失敗した時に批判されるのが怖い→一度付いたレッテルが一生つきまとう→うかつなことはできない→失敗した事実は消せない。失敗と向き合っていかなければならない。失敗を乗り越えられる保障はない。成功する人は一握り。失敗したときの打ち手となる対処法が自分にはない....というのが「後戻りできない怖さ」だと思うんですよね。


これを解決とまではいかなくても、軽減するには「対処法をたくさん知っておくこと」です。対処できる「打ち手」をたくさん持つということ。詳しくなくても良いから、事例を見聞きすることだけでも随分違います。


そのためには、

  • とにかく本を読みましょう。

  • 良本に出会うためにも、日々アンテナを張っておきましょう。


その上で、

  1.  事例本を「探す」

  2.  今は読めなくても「リストにしておく」

  3.  そして「失敗したときに、リストをみて今必要な情報が載っていそうな本を読む」


ことで、様々な対処法がストックされていきます。


 

まとめ

 

「失敗や批判されるのが怖い」の正体は、失敗した後の「実務や心の対処法」を知らないことです。なので、失敗や批判されてしまった後の対処法をできる限り多くストックし、なおかつ「気軽に頼れる機関を持つ」ことで、失敗や批判されることへの恐怖が薄れ、新しいことにチャレンジできるようになっていきます。


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