「失敗や批判されるのが怖い」の正体とは?後戻りできない不安との向き合い方
この記事は2018年11月5日に公開し、2024年10月4日に更新しています。
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デザイン思考とは、よりよい未来を想像し、実現のために「今
できること」を考え抜き、ひらめきによって解決策を導くプロセスです
長い人生の間には「人生の岐路」に立ち止まる時期がやってきます。そこには必ず「決断する」プロセスがあり、これから先の自分の人生を大きく左右することになります。
子どもの頃は、親や親戚、近隣住民や学校の教師など、多くの大人達に守られていました。
庇護されて成長していき、子どもであるからこその無鉄砲さで行動することができていましたが、社会に出てからはそうはいきません。
失敗に対する経験が乏しく、対処法を知らないまま行動すれば、思わぬ失敗に直面することになります。
「失敗や批判されるのが怖い」という人は、対処法のストックが不足している
失敗や批判されるのが怖いのは「失敗したときの対処法を知らないから」です。
失敗への不安は、適切な準備がないことから生じます。
そこで、失敗した際の具体的な対処法をあらかじめいくつもストックしておくことが重要です。対処法を事前に準備することで失敗に対する恐れを軽減し、冷静に対応できるようになります。
こうした備えが、自己実現へ向けたチャレンジ精神をサポートしてくれます。
失敗や批判されることが怖いのは何故?
■未熟さからくる不安
大人になると自己責任で生活することになりますが、失敗したときに誰も助けてくれず、自己解決する術がないと、悩み苦しむことが多くなります。
「失敗は成功のもと」との格言を胸に、未熟なりにも上手く対処していける人もいますが、多くの人は失敗することへの恐怖心から、新しいことにチャレンジしたり、自分自身で大きな決断をして前に進むことができなくなります。
失敗への恐怖は、特に大きな決断を下す際に顕著になります。仕事やプライベートで批判されると、自己肯定感を失い、ますます行動を起こせなくなります。
■同じ経験はしたくない
「同じ経験はしたくない」という拒否反応から、新しいことや不慣れなここととを実行してしまうと「後戻りできない(失敗かも...と思った時に、避ける自信がない)」という不安に襲われるてしまうのです。
それでも時間の経過とともに、日々の成功体験によって記憶が上書きされれば、自信を取り戻せたりするのですが、失敗したときに受けた批判やショックが消化されていなければ、同じ事が起こってしまうと想像することは大変な恐怖です。
失敗に対する恐怖との向き合い方
失敗そのものは成長の一環ですが、大きなショックを受けるとトラウマとなり、新しい挑戦を躊躇してしまいます。同じ失敗を繰り返したくないという恐れが、後戻りできない不安を引き起こします。
「恐怖との向き合い方」を考えるためには、「自分自身が何に怖がっているのか」を俯瞰して冷静に分析することが大切になるのです。どれだけ努力しても失敗することは誰にでもあり、そのことで周囲に責められるケースもあります。
しかしながら、その失敗で失うモノを冷静に考えたときには、感情的に不安感を増長させている事に気づけるのです。
失敗が、自分の成長へのステップであることを理解できずに、その時に感じた「ショックや恐怖感だけが肥大している事」に気づいて、一度その重荷を下ろすことも必要です。
失敗した時の具体的な対処法を持っておけば恐怖は軽減する
失敗や批判への恐怖を軽減するには、失敗したときの対処法をあらかじめ準備しておくことです。具体的な対応策を持っていれば、恐怖が和らぎ、冷静に対処できます。
■対処法の集め方(王道かつ最強)
対処したい事柄の関連ワードでネット検索して、気になる本を見つける。
本を読んで事例を学ぶ。
有用な書籍リストを作成し、必要な時に参照する。
このように、様々な対処法をストックしておくことで、不安を減らし、より自由に行動できるようになります。
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