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自分の中の本気を育てる。今こそ「楽しく仕事をする」の実現へ



始めることでしか見えてこないものって、確かにありますよね。


自分が好きだと思っていることでも、実際にやってみると「そうでもなかった」ということは良くある話です。


仕事でもそうです。自分が好きなことを仕事にしたいと思って、その業界に飛び込んでみたはいいけど、実際に働いてみると「全く楽しくない」ということに気がつきます。


ただ、これは、別に悪いことではありません。


頭で考えたり心で感じているイメージと実体は「往々にして違う」ということを、身を持って体験することは、人生において“価値ある糧”になるからです。


ところで、実際に「楽しい」とは、どういうものなのでしょうか?


 

楽しいことを考え続けることは、楽しい

 


以前読んだ本に、その解がありました。



七つのスタートアップ企業(起業したばかりの企業)に参画してシリコンバレーで「伝説」と称される実業家、熊谷芳太郎さんは、お会いするたび同じセリフを言います。

「仕事が楽しいから、いろいろと考える。いろいろと考えるから、仕事が楽しい。そもそも、楽しい仕事しかしていない」


(『クリエイティブ思考の邪魔リスト』瀬戸和信(著)より)


つまり、「考えていると何だか楽しい」と思う“対象”に注目すれば、それが、自分にとって“真の楽しいこと”であると言えます。



私事になりますが、今から3年ほど前に最初のブログを開設した時は、記事が思うようにかけずに時間ばかりを消費していました。

何もアウトプットはできていないという、いわゆる「非生産的」な時間の使い方をしていたのですが、頭の中では、記事の構成について、ずっと考え続けていました。

これが、なかなかどうして楽しいもので、(当時はまだ)上手く生産できていないけれど、考えること自体が、とにかく楽しかったのです。なので、短時間で要領を得たアウトプットができずに苦労はしているものの、「もう、無理。ブログ運営は辞めてしまおう」とは思わなかったのです。


端から見ると「そんな意味のないことしてないで、もっと現実を見なさいよ」と指摘されることもあるでしょうが、「楽しいことを追求していく」ことは、自己実現の欲求であるし、肯定して正解だなと思います。



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